自費診療

自費診療について

自費診療とは、公的な医療保険制度を用いない診療のことを言います。保険診療では、患者様が負担するのは治療費の1〜3割で残りは国や自治体が負担しているのですが、自費診療では治療にかかる費用はすべて患者様のご負担(10割負担)となります。
医療保険が適用されない代わりに、患者様お一人おひとりにあった医療サービスを受けていただけます。
当院では、EDやAGAの治療薬などの自費診療を行っております。

男性更年期障害(LOH症候群)について

男性更年期障害(LOH症候群)について

男性更年期障害(LOH症候群)は加齢に伴い、男性ホルモン(テストステロン)が低下することで様々な症状を引き起こす病気です。主に40代からみられ、50〜60代が最も多く見られます。男性ホルモンが減少すると体や心、性機能などで様々な症状が現れます。

● 男性更年期障害の症状
性欲減退 / ED / 多汗のぼせ / 筋力低下 / 目眩 / 頭痛などの自律神経症状 / 精神的症状(イライラ 不眠 抑うつ 集中力低下) /
内臓脂肪の増加やインスリン抵抗性による生活習慣病の悪化 / 心血管や脳血管疾患の危険が増加 など

● 男性更年期障害診断
AMSスコアという問診票を記載します。
午前中に男性ホルモン(テストステロン)を測定いたします。

● 男性更年期障害の治療
・漢方治療 
・TRT(テストステロン補充療法)
TRT療法では前立腺がんのリスクはほとんどないと言われておりますが、事前検査としてPSA(前立腺の上皮細胞から分泌されるタンパク)を測定いたします。※ 男性ホルモン(テストステロン)の数値によっては自費診療になります

ED/勃起不全

EDとは「Erectile Dysfunction」の略語で、勃起不全、勃起障害と日本語で訳されます。
性交時に十分な勃起が得られない、あるいは十分な勃起の状態を維持できない、などそういった状態のことをEDと言います。
勃起は神経・血管・心理的要因が折り重なった上で至ります。性的な興奮が神経を介して陰茎に伝わると陰茎の血管が拡がり血液が流れ込み、勃起が起こります。
原因は『身体的原因』『心理的原因』『混合性』と大きく分けると3つに分類され、それぞれに問題がある場合はもちろんのこと、どれかに問題があっただけでもEDになるリスクがございます。

● ED診察処方料

初回 ¥3,000 (税込) 
2回目以降 ¥2,500 (税込)

● 処方薬
(いずれも10錠セット)

シアリス錠10mg
¥18,000 (税込)
シアリス錠20mg
¥19,000 (税込)
タダラフィル錠20mg(後発品)
¥15,000 (税込)
バイアグラ10mg
¥13,000 (税込)
バイアグラ50mg
¥15,000 (税込)
シルデナフィル20mg(後発品)
¥10,000 (税込)
シルデナフィル50mg(後発品)
¥12,000 (税込)

男性不妊検査(遊離型テストステロン検査) ¥5,000 (税込)

テストステロンは、男性ホルモンのことです。テストステロンの量は10代前半から急激に増えはじめ、20歳頃をピークに加齢とともに徐々に減少してきます。治療せずに放置しているとうつ病や心筋梗塞、骨粗しょう症などのリスクが高まるとも報告されております。

精液検査(精子欠乏症や精子無力症などの評価)

精液検査では、精液量や精液中の精子の濃度、運動率、正常形態などを調べます。
男性不妊症で最も重要な検査で、基準値よりも低い場合は「精子無力症」と言われます。運動率も低く、精子の数も少なく、まったく動いていない精子もいます。この数値だとなかなか自然妊娠をするのが難しい状態になります。そのため妊活中でなくても、自分の精液の状態確認や、将来子どもができるか、実は気になっている方など、お気軽に精液検査を受けてみてください。

● 精液検査

¥8,000 (税込)

● 精液検査+血液検査

¥15,000 (税込)

AGA (男性型脱毛症)

AGAとは、AndrogeneticAlopeciaの略で、日本語では男性型脱毛症と呼ばれています。
男性型脱毛症とは、特に成人男性に多く見られる進行性の脱毛症です。生え際や頭頂部の毛髪が薄くなったりするのが特徴で、遺伝や男性ホルモンの影響が主な原因だと言われています。特に20代以降の男性に多く見られ、日本人男性の3人に1人がAGAだと言われています。AGAは治療せずに放置すると進行していきますので、早い段階で医師の診察を受けることをおすすめします。

● AGA診察処方+薬代

デュタステリド0.5mg【28錠】
¥6,500 (税込)
ザガーロ【28錠】
¥12,000 (税込)

認知症スクリーニング検査(MCIスクリーニング) ¥22,000 (税込)

●MCI(軽度認知障害)とは
MCIは認知症の予備段階です。そのまま過ごしていると約5年で半数の人が認知症に移行するといわれています。認知症の中で最も多いアルツハイマー病は、一度発症すると健常に戻るのは難しいです。MCIの段階で適切な予防を行えば、その後の進行を遅らせることができるといわれています。認知症発症の一番の原因は加齢で、健康な方でも高齢になるにつれてリスクは高まりますが、中年期からの乱れた生活習慣の積み重ねも大きく影響するといわれており、このころからの予防が大切です。

● MCIスクリーニング検査とは
採血による検査です。アルツハイマー病のリスクである血管の老化や炎症に関するたんぱく質、また発症の原因の一つといわれるアミロイドβの排除機能を持つたんぱく質を測定します。外部検査機関に委託し、結果は2週間ほどで出ます。数値と4段階による評価で、当院に報告書が返ってきます。そちらをもとにリスクレベルをご説明させていただき、今後の生活の改善点を探しましょう。

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